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イノシシ被害広がる

昨年の秋、稲刈りの時期にイノシシによる被害の相談があったので、機械で刈り取りをしているところをお邪魔し、被害の確認をしました。写真の中の稲が倒れてしまっているところが全てイノシシの被害にあった所です。
この圃場はまだいい方で、ひどい所だと1枚の田んぼんの稲がほとんど無くなっているところがありました。

伝統行事を継承する

35回目の貞元どんど焼き、お正月飾りの門松やしめ縄それに書き初めなどを、火にくべて焼き払う日本の伝統行事です。
お正月に天から下りてきた歳神様は、どんど焼きの煙に乗って天に帰るとされ、それをお見送りするために行われると言われています。

中山間地の現状!

耕作放棄地解消の作業に参加させていただきました。
トラクターなどの機械に乗った経験が多少あるので、及ばずながら一緒に作業をさせていただきました。

圃場整備から数十年経った地区が多い中、圃場条件の悪さや相続の事情などで、耕作や管理をされることなく放置される田が増えています。

今回、農業者の方々に話を聞いて回りました。
耕作放棄地の増加は農業者の方々にとって深刻な問題です。

有害鳥獣のすみかになってしまう。

カメムシなどの害虫が常駐することによって、近隣の稲への被害が広がってしまう。

家電などの不法投棄の対象になる。

火災発生の原因になる。

耕作放棄地は田に水を張らないので、その事によって隣接する田の水持ちが悪くなってしまう。

角地の田に背の高い雑草が繁茂する事によって、農道交差点の見通しが悪くなり、事故の原因になる。

など、実際に圃場で作業をする方達にとっては大きな問題です。
私たちから見ても君津ならではの、春に水を張った美しい田園風景が見られなくなってしまうのは寂しい限りです。

今回、耕作放棄地を解消するにあたって、大型のトラクターや重機で作業をいたしました。
思っていたよりも作業は大変で、田の中に捨てられた家電が作業を阻み、木が生えてているのを重機で抜いたりと、とても大変な作業となりました。
とても人力のみでできる作業ではありません。

耕作者が減少する事で耕作放棄地は確実に増加しています。
農地中間管理機構などの制度もあります。

耕作放棄地の解消に向けた取り組みを推進してまいります。